instax(チェキ)でもっと楽しく写真を撮るために

10年ぶりくらいに写真のワークショップみたいなものに参加した。

写真家の熊谷聖司さんを講師としたinsax(チェキ)を利用して、実験的に写真表現を探っていこうというもの。ゼミ、という名前になっているな。

 

tip.or.jp

 

このゼミは上期と下期(といっても各2回)に分かれて、上期が制作に関する講義・実習、下期はそれを活かした展示を行うことになっている。6月はちょっと忙しいこともあって私は上期だけを受講。

もちろんこういったセミナー・ゼミという形で教わったことなので、教わった内容をこの記事で書くことはしない。

ここまで書いたところで

「あれ?チェキに関して自分が実験していくプロセスをこのブログで書こうと思っていたのだけど、それを細かく書いたら結果的にゼミの内容を書いちゃうことになるな。どうする?」

と困ってしまった。

 

・・・ひとまず、撮った写真をアップする分には問題ないだろう

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以前にも書いたように、写るものをあまり鮮明にせず(かといって不鮮明にし過ぎず)「記憶の中にある輪郭」みたいなものを表せないかとトライしている。以前の記事はデジタル一眼レフカメラを使っているが、instaxを用いるとなかなか面白い上にやりたいことに近いんじゃないかと思っている。

問題はコスト。これまた以前に書いたように一枚当たりそこそこのお金が飛んでいく。ジュース一本、とまではいかないまでも。熊谷さんは「うまくいかなくていいの。そこも楽しいんだから。フィルムが一枚無駄になるだけ」と言い放つが、根っからの貧乏性の私としてはやはり気が気ではない。

なるべく写りをコントロールできるように、どうやればどう写るのか把握したい。8割がたを制御して、偶然は残り2割くらいの感じでやっていきたい。

その為には結局トライ&エラーが必要になる。今は仕方ない。先行投資でお金を使っていこう。無駄にならないように記録をとりながら。